初めてのソシャゲ、そして課金、熱が冷め引退へ

私が初めてソシャゲに手を出したのは今から5年ほど前になるでしょうか。
当時人気で世間的にも有名だった某アニメを題材としたゲームでした。
私はそのアニメの大ファンでもあり、よく使うサイトでもバナーを目にするほど宣伝されていたゲームだったので、即登録しました。
ソシャゲに限らず、どんなゲームも最初は初心者。
当然弱くて先に進むのも困難。
強くなるためには時間かお金をかけるべし。
これは常識ですね。
なので私は行動力が回復し、限界を迎える前に消費する。
余りをほとんど出さないようにするため寝る時間を調整してまでのめりこんでいました。
私は当時ソシャゲに課金をするといった行為は愚かで、非生産的だと考えていました。
それゆえの行動だったのですが、当然限界を迎えてしまいます。
無課金だと強い装備もキャラクターも手に入れることがほぼ不可能だからです。
そして強くなりたい、イベントで先に進めたい!そんな思いがついに私を課金の道へと引きずり込んでいきました。
まずは3000円。
このくらいなら問題はないだろう。
ハズレたらそれまで。
……思えばこの考えは破滅への一歩なんですよね。
実装されてから1年は経過していないゲームだったので、ガチャの確率などはあまりよろしくないものでした。
当然、ハズレばかりで当たりなど手にするわけもありません。
次こそは次こそは……。
ギャンブルに熱中する人の心理でしょうか。
私もその沼へと沈んでいきました。
課金額も月を追うことに増えていき、パーティは強くなったものの、財布のひもは緩くなっていきました。
そんなこんなで2年ほどつづけたある日。
あれ?めんどくさくない?とふと思ってしまいました。
というのも、同じイベントばかりで全く面白みがなくなってしまったからです。
強くなる伸びしろはまだまだありましたが、いかんせん最高レアのカード。
いくら注ぎ込めばよいのか……。
面倒と思い始めてからは冷めるのもすぐでした。
始めたころは消費しなきゃもったいないだったエネルギーも、1度使えばいいか。
その程度の認識に。
結果、引退することとなりました。
引退してから半年くらいしてからでしょうか。
同じイベントばっかりであったそのゲーム、大本の会社が倒産するという結末に至りサービスが終了したそうです。
そのときの私の感想は、ああやっぱりな。
この程度でした。
熱しやすく冷めやすい私のような人は、ソシャゲに手を出してはいけませんね。